小さい頃「よく噛んで食べなさい」と言われたりしたのではないでしょうか。
最近、柔らかい食べ物や、なめらかな食感の食べ物が増えてきていて、噛み応えのある食事をする機会が、昔より減ってきている気もするのですが、しっかり噛むことで良いことは色々とあります。
例えば、噛むと唾液が出ますが、その唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素が分解を助け、消化器官の負担を少なくしてくれます。
食べ物を食べた時の、一番最初の消化液は唾液なので、胃がもたれやすいといった方は、たくさん噛むことを意識してみるのもいいかもしれませんね!
また、噛むことで脳が刺激され、脳の働きが活発になるとも言われていますし、よく噛むと、自然と時間をかけて食事をすることになり、満腹感を感じやすくなります。
大食い大会とかで、よく噛まずにほとんど飲むように食べているのは、これがあるからかもしれません。
小さい頃から柔らかい食べ物が食べ続けることで、あごが十分に発達せず、歯並びが悪くなってしまうということもあるので、やっぱりしっかり噛むことは大切ですね。
どうやって調べたのかは不明なのですが、弥生時代の人たちは1回の食事で約4000回噛んでいたところ、今は約600回とも言われているそうです。
たしかに最近は柔らかい食べ物が多く、噛む回数は確実に少なくなっている気がするので、ぜひ日頃の食事の際は意識されてみてください!
関連記事
本葛とてもオススメです!
