スーパーなどで販売されている食用油では見る機会は、ほぼ無いと思うのですが、一般的な外食産業で使用する、一斗缶入りの業務用の食用油には「シリコーン」というものが添加されていることがあります。
「シリコーン」は、ケイ素樹脂とも呼ばれる樹脂の一種で、簡単にいうとプラスチックのようなもの。
なぜこれを食用油に入れるかというと、これを入れることによって油の表面を覆ってくれて、油が跳ねるのを防ぐことができるんです。
大量に揚げ物するときは、たしかにとても便利ですね。
食用油にシリコーンのようなものが入っているというのを、知らずに使っている方もいらっしゃるのではないかと思ったりもします。
化学的に作られたものなので、やはり入っていない方がいいと思うのですが、例えば、胃などで泡立ちが起きたりして、本当は腹痛等を起こす場合でも、シリコーンが入っていることで泡立ちが起きず、体の異変に気付かなくなってしまう可能性などもあったり。
また、シリコーンが体に合わない人もいるかもしれないので、家では大丈夫なんだけど、外食で揚げ物を食べたりすると、なんか胃腸の調子が良くないな・・・といった方がいらっしゃいましたら、この食用油に入ってるシリコーンの影響があるのかもしれません!
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