歯磨きをした後に、モノを食べたり飲んだりすると、なんかいつもと味が変わってる・・・という経験をしたことある方は多いんじゃないでしょうか?
あれは、歯磨き粉の中に含まれている「ラウリル硫酸ナトリウム」という成分が影響しています。
このラウリル硫酸ナトリウムは、合成界面活性剤と呼ばれる、強い洗浄能力をもっているもので、殺菌や泡立ちを良くするために入っているのですが、舌の味覚を感知するセンサーも変化させてしまうので、歯磨き後にモノを食べたり飲んだりすると、味が変わったように感じてしまうんですね。
また、国外に目を向けると、この成分を禁止している国もあるようで、ドイツでは、ラウリル硫酸ナトリウムは使用禁止になっていたり、6歳以下の子供用品への使用を禁止している国もあるそうです。
口の中の粘膜はとても柔らかいので、皮膚に比べて約10倍以上、体内に吸収される量が多いと言われています。
ご存知の方も多い「シャボン玉石けん」の歯磨き粉などは、この成分が入っていないので安心してお使いいただけます。
使う機会が多いものなので、歯磨き粉を選ぶ際は、ちょっと覚えにくい名前なんですが、ぜひこの「ラウリル硫酸ナトリウム」という成分が入っていないものを選ばれてみてください!
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