前回の記事で、光合成細菌が(光合成細菌について)スーパー微生物ということが少しわかったかなと思います。
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そんな光合成細菌が特に力を発揮するのが稲作です。
稲作で光合成細菌を使うことで、お米がたくさん採れたり、農薬や肥料の量を減らしたり、根張りを良くしたりする効果があります。
どのようにして光合成細菌を稲作に使うのかと言うと、
- くまレッド培養キットで光合成細菌をたくさん増やします
(くまレッドの詳細はこちら!) - 真っ赤になった光合成細菌を水口から流し込んでいきます
のように使います。
流し込むタイミングは、田植え後1週間後と幼穂形成期(出穂約40日前)の2回。それぞれ10a(1反)あたり10L流し込んでください。
たったこれだけで、光合成細菌が水田中を泳ぎ回って、有害な有機物(硫化水素など)を分解してくれます。
土壌が健全になることで、根腐れを防ぐことができるんです。
さらに、光合成細菌は、空気中の窒素から窒素肥料を作る力も持っています。
これは、稲作だけでなく、レンコンを育てる蓮田や、い草栽培でも同じように使用することができるんですよ。
光合成細菌を活用して、作物を丈夫に育てて、農薬や化学肥料を減らすことができれば、安心安全なお米ができるだけでなく、環境を守ることにもつながります。
この記事の寄稿者は
古賀 碧(こが あおい)さん
株式会社Ciamo 代表取締役
株式会社Ciamo 代表取締役
<参考>光合成細菌を使ってみたい方はこちら!
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