蛍光増白剤って知っていますか?衣類を白くする方法のひとつなんです

蛍光増白剤って知っていますか?衣類を白くする方法のひとつなんです

汚れた衣類を白く戻したい時は洗濯すると思うのですが、衣類を白くする方法には2種類あります。

それは「漂白」と「蛍光増白(けいこうぞうはく)」の2種類です。

漂白」というのは、化学的な方法で色素を破壊する方法のことで、黄ばんだ衣服を白くしたり、またシミを取り除くことを言います。

もう一つの「蛍光増白」は、目に入ってくる反射光を補い、目に白く映るようにするものです。

どういうことかと言うと、蛍光増白剤(蛍光剤)は、シミ自体を取り除くのではなく、目をごまかして白く見せるようにする一種の染料を塗って白くしていて、このことを増白といいます。

市販の洗濯洗剤には、この「蛍光増白剤」がけっこう入っているんです。

実は、白い衣類の多くは製造段階でこの蛍光増白剤が使われて、買ったときは真っ白に見えるのですが、何度も着ているうちに、この蛍光剤が取れてきて黄ばんだ感じになってきます。

そんなときに、この蛍光増白剤が入った衣類洗剤を使うと、また白く塗り直すことができるんですね。

ブラックライトで照らすと、蛍光増白剤で白くなっている箇所は光るそう。

また、衣類を白く塗り直すイメージということで、生成りやパステルカラーの衣料は、蛍光剤入りの洗剤で洗うと白っぽく変色することがあるので、注意が必要です。

この「蛍光増白剤」、医療用のガーゼ、紙ナプキン、紙コップなどには使用が制限されていたり、安全性については色々と議論があったりするんですが、衣類に残った部分を手で触って、そこから口の中に入ってしまうなども起こる可能性もあります。

できるなら化学物質は体の中に入れたくはないですよね。

また、皮膚疾患がある方は、弱っている部分に化学物質が常に触れていることにもなりますので、ぜひこの「蛍光増白剤」が入っていない洗剤をチェックされてみてください!

 

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