私たちが食べている食品添加物の量は、1日で約10グラム、年間で4キロほどと言われています。
毎食コンビニ弁当などであれば、もっと食べているんじゃないでしょうか?
そんな食品添加物は、ある食品添加物を単体で摂取したときの安全性は動物試験などによって保証されているということで使われているのですが、実は複数の食品添加物を同時に食べたときの安全性はよく分かっていなかったりします。
実際のところ、組み合わせが多過ぎて、全ての組み合わせをチェックするのは不可能ではないでしょうか。
例えば、ジュースや栄養ドリンクなどに良く使われる「安息香酸」や「安息香酸Na(ナトリウム)」という保存料は、「ビタミンC」と結合すると「ベンゼン」という発がん性物質になることが分かっています。
「ベンゼン」というと、豊洲新市場で問題になっていた物質ですね。
この安息香酸とビタミンCが、同じ食品に入っていなかったとしても、それぞれ入っている食品を食べると、体の中で一緒になり反応を起こしてしまう可能性があります。
食品添加物の安全性については、色々と議論はありますが、こういった、複数の食品添加物を同時に食べたときの安全性が良く分からないというのも、食品添加物の問題のひとつですので、少しでも食品添加物の入っていない食品を選んであげるのが、やはりオススメかなと思います。
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