良く聞かれることのひとつに「食用油の選び方」があります。
細かくなると色々とあるのですが、油を選ぶ時に気を付けたいポイントは大きく3つあり、
- 低温圧搾法(コールドプレス法)のものを!
- 遺伝子組み換えでないものを!
- 色付きビンのものを!
といった感じです。
通常、油を抽出する際は、ノルマンヘキサンという溶剤を使っておこないます。
これを使うことで、とても効率良く油を抽出することができるのですが、化学薬品であることや、このノルマンヘキサンを除去するために高温に熱することで酸化してしまったりするので、質自体はどうしても落ちてしまいます。
製法にこだわって油を抽出しているところは、圧搾ということで、昔ながらの圧力で油を抽出するという方法をとっていて、また一気に圧力をかけると高温になって酸化してしまうので、温度が上がらないようにゆっくりと抽出しています。
とても手間が掛かっていますよね。
抽出できる量も少なくなってしまうので、とても貴重な油です。
また、菜種油や大豆油など、遺伝子組み換えされている作物が原料になっていることも多いので「遺伝子組み換えでない」という表示がキチンとされているものがオススメです。
そして最後の色付きのビンをということですが、油が光によって酸化するのを防ぐために、こだわっているところは色付きのビンにしていることがほとんどです。
原料がオーガニックだったりするのが一番いいのかもしれませんが、まずはこの3点に気を付けてラベルなど見てみると、おいしい油に出会えると思います!