色んな食品で使われている異性化糖

色んな食品で使われている異性化糖

炭酸ジュースなどの清涼飲料水や、お菓子や調味料など、いろんな食べ物に使われている糖類のひとつに「異性化糖(いせいかとう)」というものがあります。

普通の白砂糖は「ブドウ糖」と「果糖」という2つのものが合わさってできているのですが、砂糖の甘味を100とすると、ブドウ糖は65~80の甘味しかなく、果糖は120~170ぐらいの甘味があるそうです

なので、果糖がたくさん入っていた方が、より甘くできるということで作られたのが「異性化糖」

ブドウ糖の一部を果糖に変換(異性化)することで、甘味をより強くしてるんです。

ブドウ糖と果糖の割合で、ブドウ糖の方が多いのが「ブドウ糖果糖液糖」、果糖の方が多いのが「果糖ブドウ糖液糖」と呼ばれていて、ジュースなどのラベルを見るとよく使われています。

醤油やドレッシングなどに使われていることも多いですね!

ちなみに英語だと、HFCS(high-fructose corn syrup)と呼ばれています。

fructose(フルクトース)は果糖のことです。

この異性化糖の一番の問題は、海外で作られている遺伝子組み換えのトウモロコシが原料として使われているということ。

発泡酒や第3のビールなどにも使われたりしていますが、メーカーも遺伝子組み換えのトウモロコシから作っているということを公表しています。

この異性化糖よりは、普通に砂糖を使っている方が良い気もするので、ぜひラベルをご覧になってみてください!