化学肥料とエネルギー

化学肥料とエネルギー

現在の慣行農業や家庭菜園において、化学肥料を使っている方がほとんどだと思います。

化学肥料の始まりはドイツからのようで、1906年、ドイツが空気中の窒素と水素からアンモニア製造に成功し、窒素化合物、硝酸、爆弾の原料を合成することができるようになり、その後、戦争が終わり、同じ工場で窒素化合物を使った窒素肥料が作られたのが化学肥料の始まりと言われています。

戦争で使わなくなった工場の有効利用がきっかけだったんですね。

現在、世界中で化学肥料を使った工業型農業がメインになっていますが、これはそろそろ持続不可能に近づいてきているかもしれません・・・

というのも、アメリカでは、270calのトウモロコシの缶詰1個を生産するのに、機械・化学肥料・加工・包装・輸送の工程で2,790calを消費しているそう。

まさかの、生産したものより、そこまでに使うエネルギーの方が、約10倍も多いんですね。

また、化学肥料の製造に世界の1.5%のエネルギーが使われていたり、農薬・化学肥料は化石資源から作られています。

農産物を育てるために、環境を汚染したり化石資源を使っているという、本末転倒なことが実際に起きているんです。

フードマイレージという言葉もありますが、たしかに、地元の野菜ではなく、県外の野菜も簡単に手に入れることができますし、国外の遠くの地域の野菜も手に入る世の中です。

とても便利な反面、やっぱりデメリットもあるんですね。

こういったことを考えてみると、実は、みんなが化学肥料を使わない家庭菜園をするだけでも、ちょっとしたエネルギー問題の対策になるのかもしれません!

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