経済の歴史でもある「砂糖」の歴史

砂糖の歴史

私たちが日常的に食べている「砂糖」ですが、その歴史について知っている方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか。

砂糖の歴史は長く、また経済の変化とも深くかかわっているんです。

世の中で一番最初の甘味は蜂蜜と言われています。そして、砂糖は苦い薬を飲むために使われていたそう。

価格がとても高く貴重なものだったので、富裕層しか食べることのできないものでした。

ちなみに、エリザベス一世は、砂糖の食べ過ぎで歯が黒く、肖像画は口を閉じたものばかりだったらしいです。

砂糖の歴史は、経済の歴史でもあり、今では当たり前になっている、流れ作業による商品の生産は、砂糖作りで初めて行われました

この流れ作業による砂糖の大量生産は、奴隷の歴史や人種差別の始まりでもあり、あまりにもひどい仕打ちを受けていた奴隷が反乱を起こしたのも砂糖工場がきっかけでした。

白砂糖の代わりに、甜菜(砂糖大根)から採った、てん菜糖を料理やお菓子に使われる方も増えてきているのですが、実はてん菜糖を開発したのはナポレオン。

フランス革命の際に、イギリス貿易に対する経済戦争を宣言して、イギリスとイギリスの植民地からの船がヨーロッパ大陸の港を介して貿易を行うことを妨害したときに、甘藷糖が店頭から姿を消したのですが、その際一か八かで、甜菜から糖分をとる技術を開発したのが始まりらしいです。

こんなところでも、ナポレオンは活躍していたんですね。

また、ナチスのヒトラーも、国家の経済的独立、自給自足の構想の為に、てん菜糖生産の拡大を行っています。

あのヒトラーでさえ、国民から砂糖を奪わないだけの分別はあったぐらい、砂糖というのは様々な面で重要視されてきました。

最近は、砂糖の害や肥満のことが言われ始め、砂糖に代わって、果糖ぶどう糖液糖のような異性化糖(いせいかとう)や、人工甘味料などが甘味として使われるようになってきました。

果糖ぶどう糖液糖や、ぶどう糖果糖液糖などの異性化糖は、海外から輸入されてきた遺伝子組み換えの原料を使っていることが多いので、注意が必要です。

ちなみに、人工甘味料は食品会社ではなく製薬会社が開発していて、一番有名かもしれない「アスパルテーム」という人工甘味料は、日本では「パルスイート」という名称で広く販売されています。

人工甘味料は、ほかにも「スクラロース」や「アセスルファムK」、「ネオテーム」などいろんな種類が使われていて、カロリーオフをメリットに、これからさらに増えていくのではないでしょうか。

人工甘味料の方が逆に太りやすいとも言われていたり、砂糖の依存性はすごいと言われてもいますので、やはり甘いモノは少しでも避けてあげるということが大事なんじゃないかとは思います。

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