実はスゴイ!昔ながらの食べ物の食べ合わせ

焼き魚と大根おろし

刺身とわさびなど、昔から意識せず一緒に食べている食事の組み合わせがあります。

長い経験で培われてきた生活の知恵なのですが、やっぱり昔からの生活の知恵はスゴイですね。

刺身とわさび

鉄板の組み合わせですね。

味としても、わさび特有の辛さ、香りが魚の生臭さを消し、生魚の味わいにアクセントをつける役割も果たしてくれるのですが、わさびの「抗菌作用」が生の魚を食べたときの食中毒などを予防してくれます

味+安全を実現してくれる、天然の抗菌剤です。

もともとは、江戸時代後期に、握り寿司が流行ったころから広まっていったそうです。

焼き魚と大根おろし

これも鉄板の組み合わせですね。

大根おろしには、魚を消化を手助けしてくれる消化酵素が含まれていたり、ジアスターゼという成分は、魚の焦げなどに含まれる発がん性物質などを解毒してくれる働きがあります。

味の組み合わせでも美味しくて、ほんとピッタリな気がします。

トンカツとキャベツ

これも定番の組み合わせですが、キャベツに含まれているビタミンUが胃腸を保護してくれる作用があります。

ビタミンUというと、別目「キャベジン」とも呼ばれていて、胃腸薬の名前にもなっていますよね。

ビタミンUの働きで、胃の粘膜を修復・保護してくれるので、揚げ物を食べた時の胃の負担を軽くしてくれるそうです。

ただ、ビタミンUは熱に弱いそうなので、熱を加えずに生で食べた方が良いらしく、揚げ物に生キャベツの千切りが添えられているのは、とても理にかなっているんですね。

日常、何気なく食べている組み合わせの食材、気になったものがあれば、調べてみたら面白いかもしれません。