ほとんど知られていない、家から出る電磁波の発生元

電磁波

電磁波というと、家電やスマホ、IH調理器、電子レンジなどを思い浮かべる方が多いと思うのですが、実はそれ以外にも家の中で気にしないといけない場所があります。

そんな、ほとんど知られていない電磁波の発生元について、ご紹介させていただきます

そもそも電磁波とは?

電磁波とは、
電場(でんば)
磁場(じば)
周波数(しゅうはすう)
の複合語で、可視光や赤外線、紫外線、X線、ガンマ線なども電磁波のひとつとなり、その違いは、周波数と呼ばれる1秒間に何回振動するか?という点になります。

電磁波の対策方法は?

実は、電磁波には大きく分けて2種類あり、それぞれに適した対策をおこなうことが重要になってきます。その2種類が上でご紹介した、「磁場」と「電場」と呼ばれるもので、それぞれの特徴として

<磁場>
・全方向に広がり、全ての物を貫通する
・ただ、近距離までしか届かない
遺伝子損傷や内臓疾患、発ガンの可能性がある

<電場>
・物の表面を伝わっていく
・空気中は伝わりにくい
・金属等は伝わりやすい
自律神経や皮膚表面に変化をおよぼす可能性がある

という点があり、それぞれ

磁場:「距離」をとる
電場:「アース」をとる

ことで解決することができます。
ちなみに携帯電話などの電波は、高周波と呼ばれるモノで、この「磁場」と「電場」が絡まり合って伝わっています。

意外なところから常に発生している電磁波!?

この「磁場」と「電場」、家電などから発生しているのですが、実はそれ以外でほとんど知られていないところからも発生しています。

それは、家中に張り巡らされた屋内配線からの発生です。特に「電場」の影響が大きく、屋内配線一本一本から発生した「電場」が、床や壁に伝わり、その上に座ったり、寝たりしている人の表面も覆ってしまっているのです。

家の中でも特に注意が必要なところ

家の中で一番注意が必要なのが、2階にある寝室やこども部屋。
1階と2階の間に通った電気配線から発生している「電場」の影響を受けやすく、実際に測定してみると、基準値よりも大幅に高い値を示すことが多いです。

寝室の電場の値が高くなっていると、寝ている間ずっと、身体の表面が帯電してしまうことになり、その影響で不眠や、なかなか疲れが取れないなどの原因になったり、アトピー皮膚疾患などの修復に時間がかかったりする場合があります。

このような症状が長く続いているようであれば、一度「電磁波」の影響も考えてみてもいいかもしれません。

もし、寝室やこども部屋の「電場」が高い値であっても部屋のレイアウトを変えたり、アースをとって電場を逃がしてあげることで対策が可能です。

 

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